生徒さんの感想

 今日(10/3)は私達の学校(○○高校)での公演をして頂き、ありがとうございました。私は3年A組の○○○○という者です。今日青芸さんの“THE WINDS OF GOD”を見て、感想をお伝えしたいと思いました。
 ストーリーは、今井雅之さんが考え、自ら公演されていらっしゃいますが、特攻隊という死をまっ正面にとらえた、私達には想像しても想像し難い内容でした。特攻隊がどういうものなのか、隊員は私達とほぼ同年代の若者が多いことなど知識としての戦争あるいは特攻隊はある程度知っています。しかし実際に彼らが感じ、考えた全ては経験した人にしか理解できないものだと思います。戦争というものがいけないということは、実際に体験した人々の叫びだと思うのです。


 今日、青芸さんの公演を観て、演技力の素晴らしさだけでなく戦争を直接体験した人々(している人々)の苦しみや悲しみ、なぜ自分や周りの人々が、同じ人間を相手に殺し殺さなければならないのかという悲痛な叫びを感じとれたように思います。とても辛くて、苦しかったです。ラストはとても悲しかったです。「金太」は結局死んでしまったのです。現代でも過去でも。戦争は理不尽であり、プラスになることなどありえないものだと思いました。
 この作品は内容も濃く、見ることができて嬉しく思います。心を動かされました。この作品はもっともっと多くの人に見てもらい平和や命を真剣に考えてもらうきっかけになるでしょう。機会があればまた見たいと思います。
 ここまで読んで頂いてありがとうございました。これからもますますのご活躍を期待しています。

こちらこそ、お手紙ありがとうございました。皆さんも、感想送ってくださいね。メールでもOKです。

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